関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

関西の四季を呟くの新着ブログ記事

  • 今年もあとわずか

       毎年思うことは、大晦日から元旦にかけて特別な感情がわいてきて気分一新出発、というような「来年こそは」と思いを巡らすのである。  皆様の貴重なご意見を頂き、再度同じ内容に変化を持たせ、大晦日に投稿しようかと思う。 ーーーーーーーーーーーー 時間が止まる!!  一年を締める大晦日に思う。 毎年、... 続きをみる

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  • またもや夢枕

     自分の正論を他人に押し付けて論破する事に使命感を持っている異常な親父。 常識のわきまえを知らず、理屈で相手を屈服させようとする強引な性格であった。  自分の言うことは自身の経験値からすべて間違いではないとする軍隊意識。そんな親父がたまに夢の世界に顔を出しては説教する。  私の父子家庭での少年時代... 続きをみる

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  • 現場作業員

     一杯飲んでは愚痴る最近。私のような業界は大別して、一般に零細業者、現場作業とか土木作業、はては人夫や土方、日雇い労働者、臨時工、さらに「にこよん」と呼ばれ、学や知識の薄い半端者とされ、一般会社員とは一線を引かれてきた。  しかしながら、私の同僚の中には流暢なドイツ語やフランス語を話す者もいるし、... 続きをみる

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  • お小遣い10円の使いみち

     私が少年時代を過ごした足立区でも、子供向けの駄菓子や雑貨を商う「駄菓子屋」さんがたくさんあって、駄賃を貰うと直ぐに浮き浮きしながら飛んで行ったもの。オマケを貰ったり、10円もあれば駄菓子屋でくじ引きをして、暗くなるまで外で遊んだ。学校がおわると 駄菓子屋さんに集まるのが習慣であった。  当たりバ... 続きをみる

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  • 暗中模索/人生の坂

     若き日、友人の結婚式のスピーチで「人生の坂」なるものを聞いた。四つありその時の心境や状態、克服する方法など、興味津々で聞いた記憶を私の人生に重ねてみると完全に重複する。 ーーーーーーーーーー  「上り坂」「下り坂」「まさか」「まっさかさま」。 0度から89度までを上り坂、くだり坂、ま坂、と定義し... 続きをみる

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  • 顔は嘘をつかないのよ!

     若い時、容姿端麗だ、イケメンだと持て囃された人達も、私のようなそうでない人達も、年を取れば、それなりに顔や首筋にしわやシミができて、老化現象は避けられず、筋肉が緩んで垂れ下がってしまい、みんな格差のない万物平等な顔になる。  スマホで撮った自分の顔を見たら、誰が見ても年寄りの顔である、豊かだった... 続きをみる

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  • 祇園精舎の鐘の声

     平家物語は好きで部分的に読んでいる。笛の名手平敦盛の段など何度も読み返しては日本文学の原点を垣間見る。栄華を誇った平家一門の滅びゆく姿を語るこの冒頭は、日本語の美しさを体現している名文でもあある。  祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久から... 続きをみる

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  • 初冬の思い

     胃癌の摘出手術を行ってもうすぐ5年目になる。「再発」を考えると不安に押し潰されそうになりながら、入院した日を今も昨日のことのように思い出す。全摘手術だ。  麻酔から覚めた時、朝なのか夜なのかさえ分らない時空の中で、腹部に違和感を感じながらもうろうとする意識を必死に覚醒させようと、誰かに話しかけよ... 続きをみる

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  • 昭和探訪

     大阪梅田界隈には昔ながらの「純喫茶」店が多い。 阪急電車の高架下周辺は「純喫茶」として外観からすでに昭和の期待が大きいといえる。  古くからの常連客に加え、若者の人気度が高く大阪には東京にはもう残っていないような「純喫茶」店がまだまだたくさんある。  昭和のおじさんたちはディープな雰囲気を味わい... 続きをみる

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  • ハイデガーを知らない本屋さん

     寒暖の差が激しく風邪をひいてしまった。37度。検査の結果、コロナではなくてやや安堵。医者からの帰り道、伊丹イオンモールにあるいつもの本屋さんが「神聖なる休息所」と様変わりする。印字の匂いが学生時代にタイムトリップしたようでなぜか懐かしい。  小学校で新学年を迎え、新しい教科書に自分の名前を書き込... 続きをみる

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  • 低迷した気分だった

     財布を拾ってしまった。一瞬、「どうしようか」と周囲をうかがいながら、気分が揺らいでしまった。そんな邪悪な心が「誰も見ていないな」・・・嫣然一笑した。  しかしながらもう一人の自分はやはり交番へ届けた方が良いと必死に叫び憤怒する。  きっと落とし主も困っているのだろう。が・・・もし届けなかったとし... 続きをみる

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  • 意思混沌

     今こうしてパソコンと向き合っている自分と、昨日パソコンに語り掛けていた自分とでは微妙に違っていることは確かである。 しかしその違いを認識できるのは根本的な普遍なる自分が存在するからではないだろうか。  こういった発想は私のみならず、誰もが抱く発想で根強く誘発的で暗中模索な世界へと誘導されてしまう... 続きをみる

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  • いじめ

       仕事仲間の後輩から相談があった。息子「小学5年生」が学校でいじめにあっているという。  実は、私も小学校時代、いじめにあっていた。酷いときは「金をもってこい」というので親父の財布から幾度か抜き取っては渡した時があった。当然親父はわかっていたのか、「武道でも習ったらどうだ」と言われ、合気道の道... 続きをみる

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  • 責任の所在

     永田町界隈ではGO TOキャンペーンの取り扱いを「国が判断」すべきだとか「地方自治体の判断」に任せるべきだとかとで、責任を擦り付けているように思てならない。他人事の様だ。  正直言って新しい政権の存在がぼんやり霞がかかって見えてこないと感じた。  そこには責任の所在をどこに置くのかが「結果」とい... 続きをみる

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  • タイムマシンがあったらば

     タイムマシンに乗り、幼年時代や青春時代に置いてきた「大切な忘れ物」を取りに行きたいと常に思うのである。  そういえば、あの時は主観的な考えしかなく、「今が若さの最長点で大いに謳歌すべきである」ことを具体的に理解していなかったということが残念に思ってしまった。  それだけ当時は自分への客観が足らな... 続きをみる

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  • 再会

     久しぶりに同世代の古き友人たちと会うことができた。互いに仕事やら生活の諸事情などで集まる機会がないだけに会うと必ず「元気?」と問いかけてくる。  すべてが健康体であるのが不思議な「爺」「婆」の五体不満足の集団である。「汗!」・・・  互いにそれ相応の年代であるが故、病院の常連客であるためか病気に... 続きをみる

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  • ドアー越しの勧誘

     最近、特に年末に向かっていく影響なのか、新聞屋さんの勧誘が頻繁である。これだけネットの影響を受けた出版物は他にはないだろう。全国的に発行部数が大幅に減ったようだ。来年は新聞業界最大の危機になるかもしれない。  私は数年前までは「朝〇新聞」を購読していたが、インターネットの普及により読む機会が少な... 続きをみる

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  • おふくろの味

     仕事仲間の後輩から「大根・ほうれん草・サツマイモ」などをいただいた。年間契約した畑に多くの野菜をホームセンターから苗を買ってきては育てているという。最近では夜中に誰かが持ち去っていると嘆く。 ーーーーーーーーー  昼食中、職場の後輩仲間の会話に耳を傾けると実家で思い出す味に「みそ汁」「肉じゃが」... 続きをみる

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  • 懐具合

     知らないお店に入るときはかなり勇気がいる。それは皆同じように感じているのかもしれない。すりガラス越しに店内を除くと椅子とテーブルだけが目に付いてお客さんの姿が見えないのである。もちろん予算が気になるがメニューなど見当たらない。  不用意にお店の扉を開けようものなら、暇ですることがないのか、店員ス... 続きをみる

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  • Go Toイベント

      私の周りでは、景気悪化で会社を解雇された人が増えている。 ハローワークでは失業者があふれかえっている。仕事がなく無収入なのである。配られた10万円は遠の昔に消えて明日の暮らしに頭を抱える若者は多いはず。    コロナ対策の本質は失業者や収入が減る人を支える施策が必要だと思う。  コロナを拡散す... 続きをみる

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  • 燃える秋

     感情をむき出しに激しく燃え上がる紅葉は一年を締めくくる自然界の大祭典であり、一時しのぎの死化粧ではない。  再び訪れる春の新緑をを信じて、今この時,互いに競い合い、いっきに激しく燃焼しきって、やがては「晩秋の寂しさ」を迎える。木々たちの一年間の宿命と言わざるを得ない。  それは祭りの後の余韻を引... 続きをみる

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  • 悩みの秋!

     悩んでいるのは現実逃避で思考停止状態。 私は毎朝起きたとき、一日がリセットされてる感覚になる。昨日と今日は別の日で、睡眠をまたいで一日一日の区切りがハッキリしている感じだ。これは離散的といえるかもしれない。別人格のようだ。  その一方で、起きたときに昨日と今日が地続きで、同じ時間軸上にあることが... 続きをみる

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  • 人生を振り返ると見えてくるもの

    教訓・・私の孫も含め、来年度受験生諸君へ!  人は学問などに接しなくても生きて行ける。生涯を通して順風満帆の人生なら問題ないし、楽しければそれでよい。  しかし人生には往々にして山と谷が存在する。運勢が下降線を辿り、霜枯れに陥った時、趣味に興ずることで気分転換をし、心痛を発散するのも手段であるが、... 続きをみる

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  • 黄昏の街・神戸

     神戸元町からほんの少し東寄りに位置する三宮。阪神大震災前の風情はほとんどないといってよいかもしれない。  昔の面影のすべてが風化され、忘れ去られた街のようだ。  日差しが六甲の山並みに傾き、薄ぼんやりと夕暮れの薄明かりが神戸を包み込む。黄昏の神戸は郷愁をおびた寂しい街のよう。  活気に満ちたハー... 続きをみる

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  • 秋は駆け足で過ぎていく

     花屋さんの嘆き。美しい花も売れなければ枯れてしまい、ただの生ごみ。コロナの影響で花が売れないと嘆く店主。 私の人生を謄写しているようだ。 風も吹くなり 雲も光るなり 生きている幸福は 波間の鴎のごとく漂渺とたゞよひ 生きている幸福は あなたも知ってゐる 私もよく知っている。 花のいのちはみじかく... 続きをみる

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  • 入場制限

     今流行の「歌舞伎コラボ」を見ようと京都南座へ。残念ながらコロナの影響を受け、入場制限で4時間も待たないと順番が来ないそうだ。今日は諦めた。  阪急電車で大阪梅田から京都河原町まで「京とれいん 雅洛」を利用。電車内は京都をイメージしたゆったりとした京町屋の空間を味わい、乗車した瞬間から京都気分に浸... 続きをみる

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  • 後戻り出來ぬ履歴や走馬燈2

     最近、この世を生きることが飽きてしまった、仕方なく生きている。  ふと鏡の中の疲れた顔をみて、「このまま年をとっていくんだろうか。私の人生って何だったんだろう」と思う毎日である。  己自身の感覚は質的なものであり、単純な感覚が刺激の積み重ねによって成立しているようで、人生そのものがフィクションで... 続きをみる

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  • 古文を紐解けば国語「乙」を思い出す

     散りゆく「もみじ」はいたづらなる命と心得、「紅葉は死化粧」といふ人あり。されど、我はこの表現を好まず。人も木も、一年といふ循環に生きて、「祭り」も「紅葉」も年ごろ繰り返さるる歓喜の時に他ならばなし。再び訪るる春信じて、今この時にあららかに燃焼せるばかりなり。  鬱々と暗く感情のうずく一日なりき。... 続きをみる

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  • ショーペンハウアーの世界観

    矛盾だらけ!  死についての最大の問いは、自分の死後も世界が続いているのに、自分は見ることが出来ない。さらに時間は粛々と進んでいるが、自分の時間は静止してしまうということ。  「あの世」なんかはないと断定する科学者は、宇宙がビッグバンによって生まれて130億年と言われるが、その前は、どうなっていた... 続きをみる

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  • 秋雨で肌寒い

       朝から雨。美しさを競い合う紅を儚くも散らせながら、降ったりやんだりと、間歇的に小止みになったと思えば、強く木々にたたきつける。  秋の情緒を台無しにするかのように、そして人々の期待を裏切るかのように参道に舞い散る落ち葉はやがてくる厳冬にかき消され、忘れ去られる。 ーーーーーーーーーー  しか... 続きをみる

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  • 風にしたがふ紅葉なりけり!

     秋本番に休日を家で過ごすのはもったいない。明日は京都・二条城へ「紅葉の色付き合い」を確かめに行ってみようかとカメラのバッテリーをチャージしながら、昨年の紅葉の写真を見定めて、気分はすでに茜色。 「秋の夜に 雨と聞えて降る物は 風にしたがふ紅葉なりけり」  京都は平安時代の匂いがする。そして紀貫之... 続きをみる

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  • 高齢者の証・・・・まだまだ現役なのに!!

       市バスで高齢者パスポートを使った。一回110円。カードに現金をチャージして使う。70歳を超えたらバス料金が優遇される。普通は「大人230円」だそうだ。  席は空いているだろうかと思いつつ、バスを待つが、お客さんは私一人。  運転手さんの日当はどこから捻出するのだろうか?誰も乗っていないバスに... 続きをみる

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  • 五里霧中

    I don’t want to be alone, I want to be left alone.  昨日の自分と今日の自分とでは明らかに人格が違う。そして明日の自分もおそらく違うだろう。先が見えない。  今の心境に二人の自分が存在する。普段気が付かないもう一人の自分は、とてもいい加減で、とても... 続きをみる

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  • 無言の空間

     たたみ半分ほどの四角い箱に閉じ込められた瞬間、目のやり場がない。しかも若いご婦人。目は合うが、かわす言葉もなければその場の空気が異様に感じる。私はなるべく背を向けて小さな箱の隅に立つ。  瞬時に代わる次元、脳の誤作動、脳の錯覚、「デジャヴ」の世界に遭遇したようだ。  暗黙の了解とは?コミュニケー... 続きをみる

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  • 晩秋の思い

     紅葉はまだというのに、厳冬に向けての心の委縮に不安が生じてしまう。  失いかけた昔をしみじみと回想しながら「オールドパー」の栓を抜く。  シングルモルトが心の隅々にまで染み渡り、ほんのりとそれはまるで手術の際の麻酔が効きだした時と重複して自身を怠惰な現実から逃避させてくれる。足元がふわーとして麻... 続きをみる

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  • 秋の夜に思うこと

     本当にあるのだろうか?「あの世」。死に目に遭遇した人の体験談は異口同音にして「暗いトンネルの向こうに一点の光明」「お花畑」の情景が浮かんでくるというのが一般的だ。  外国でも同じような体験談を聞く。イエスキリストが出迎えたとか、アラーの神の導きがあったとか、宗教の違いはあるにせよ、臨死体験はだれ... 続きをみる

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  • スマホ時代

     スマホ。今では持っていない者は変態と言われるくらい普及している。  それはすでに体の一部として機能し、五臓六腑+スマホというようにいつも体にへばりついており、万が一そこになかったりすると、思わず内臓の一部が喪失して、身体障害者のような錯覚に落ちいった気持ちになる。  もはや体の一部に細胞化してい... 続きをみる

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  • 桐一葉

     そんな心境を抱えながら仕事をしている。最近、コロナのせいで仕事が思うようにはかどらないうえ、信用を失いかねないほど粗悪な品物ばかりである。歳が技量についていけなくなった。  職人も少なくなって技術を伝承するにもなり手がいない。 そろそろ潮時だろうか。・・・・悩む毎日である。「汗 ーーーーーーーー... 続きをみる

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  • 将来の夢

     そんなことを考えながらとうとう72歳。こんな歳になってしまったが、全く諦めた訳ではない。漠然としすぎて目標が定まらないだけ。 ーーーーーーーー  学生時代は「あらゆることに挑戦したい」とする願望は人一倍強かったが、19歳で「親父の死」。それを境に授業料を払えないなど、生活苦に直面し一歩階段を踏み... 続きをみる

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  • 倦怠した気分を癒す 

     朝八時。「阪急京都河原町駅」の階段を息を切らして一気に駆け上がる。そこに待ち受けるのは、秋を感じるやや切ない風と歴史の匂いだ。  時折覗く強い日差しも気になるが、八坂神社の西楼門をくぐると気分はすでに「雑念を透明にしたい」とする強い願望は、あっさりと浄化された日本文化の世界に同化されてしまう。 ... 続きをみる

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  • 芋ほりに心が弾む

     秋の味覚をたくさん詰め込もうと観光バスは一路、滋賀県竜王へ。  初体験はたぶん幼稚園。小さなスコップ片手に、芋畑のうね越しに友達と向き合いながら、少しでも大きい芋を持って帰りたいと、先生の合図をまだかまだかと待ちわびた・・・・・・・・  あれから何十年になるだろうか。幼少とちっとも変っていない「... 続きをみる

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  • 伊丹・酒蔵の街

     ここは兵庫県伊丹市。酒造通りである。別称「白雪街道」。酒の街とあって朝から飲めるところが数店営業いている。朝10時、すでに行列の出来ている店もある。  しかしながら、真逆な店舗のほうがかなり目立つ。若者には敬遠しがちな一杯飲み屋や、大衆食堂といった昔ながらの老舗が影を潜め、この通りの先にある大型... 続きをみる

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  • 後戻り出來ぬ履歴や走馬燈

     晩秋の入り口に差し掛かると、普段はあまり気にかけない曖昧になった記憶を手繰り寄せながら、「こうして歳を取り、次第に衰弱して一生を終えるんだな」とペシミズム的な考えになり、他に思いつくことはないものかと思案するが・・・・やはり普遍な真理である。    己自身の感覚は質的なものであり、単純な感覚が刺... 続きをみる

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  • 銀閣寺「Ginnkakuji」

    Jisho-ji retains the aesthetic-seeking spirit of Yoshimasa. Ginkaku-ji’s official name is Jisho-ji, an affiliate temple of Shokoku-ji Temple. Ginkaku... 続きをみる

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  • 昭和の一コマ・・・・下町情緒

     今はほとんど見かけなくなった。私が子供だった昭和30年代はまだテレビもない時代だった。  とにかく今のようにものが溢れている時代ではなかった。もちろんゲームなどはない。それでもなに不自由はなくそれなりに楽しい時間を過ごせたのは午後三時になると近くの公園に紙芝居屋さんが来たからだ。  連載物の「少... 続きをみる

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  • 読書の秋

     自己の心境から、「内面の空虚、意識の希薄、精神の貧困および孤独について」そんな本を立ち読みした。  私の主な関心事は、孤独感はどのような状態で発生するのか。孤独感によって人間はどのような行動へと突き動かされるのかを知りたいからである。  自己表現には、考える段階、言葉に置き換え体系づけ、整理する... 続きをみる

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  • 食欲の秋

     ある業界新聞から食欲の秋を後押しするようなエッセイの依頼があった。しかしながら試食してみないとその情景というか感動が文章に伝わらないので尋ねると、行動費が出るということで早速、以前久しぶりに覗いてみた阪神尼崎駅周辺を徘徊した。  何を試食してもただ、「無料」なのである。(^_^;)  老舗の看板... 続きをみる

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  • 分水嶺

     人生とはどこかにピークがあり、後は、くだって、消えていくだけである。世の中の有り様をみていると、人は、どこかわからないところから生まれ、どこかわからない所へ消えていく存在である。 人生いろいろ!  私には二人の子供。神戸市新開地に住む長男47歳はいまだ独身で女性に縁がない。兵庫県三木市の精神病院... 続きをみる

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  • 焦る気持ち

     地元にある医療関係の月刊誌が投稿者を募集していたので冷やかし半分で簡単な作文添付で応募したら採用されてしまった。 ーーーーーーーーーー  昨日「高齢者と共存。少子高齢化と政府の対応」という内容で原稿用紙4枚程度を提出したら「あなたの文章は教科書を読んでいるみたいで固苦しく、これでは誰でも読んでは... 続きをみる

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  • 夫婦とは

     近くの老人介護ホームのパンフレットが気になる歳になった。歳を取るにつれて考えさせられる「人生とは」。そして老々介護を考えると避けて通れぬ人生最大の問題である夫婦とは何か。 ーーーーーーーー  若き或る日突然、夜景を見ながら二人で食事し、将来のビジョンを考えながら、幸せになりたい・・・・そんなシチ... 続きをみる

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  • コップ

     仕事の疲れから解放され、やや熱めの風呂上がり。二杯めの「きりん」も飲み干し歔泣のごとき「コップ」に色々な思い出が蘇り後ろ髪を引かれる思いで「空っぽのコップ」の底に未練を隠せず完全に空か否かを確認する・・・汗 ーーーーーーーーーー  「目の前のコップを見て事物の「存在」を考える。そんな青春を過ごし... 続きをみる

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  • 感情はエネルギー!

      歳を重ねるにつれてほんの些細な異変にも気が付いてしまう。「いつもと様子が違うな?」と感じたときは互いに声をかけるのが我が家のルールと決めたい。  最近、家内の顔色がさえない。辛そうであるが私にはその素振りを隠そうといつもと変わらぬ態度を保ち続けていることだろうと推測できた。  家内は3年前に子... 続きをみる

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  • 京都・嵯峨・嵐山

       私が初めて京都を訪れたのは中学校の修学旅行だった。  品川駅から発車する修学旅行専用列車「ひので号」。期待に胸弾ませ、感動を独り占めにしたいように気分が高揚していた。  京都に着くまで12時間以上はかかった記憶。車内では完全に男女の垣根は取り払われ、トランプゲームやクイズなど思い出は計り知れ... 続きをみる

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  • 初秋の嵯峨嵐山

       人の目の秋にうつるや嵐山 子規 阪急嵐山駅の改札を出ると歴史の匂いがする。  無限に広がる京の香り。 ”吹きはらふ紅葉のうへの霧はれて峯たしかなる嵐山かな”                    (藤原定家)  渡月橋を渡ると壮観なほどの平安絵巻。  耳をすませば、清流の清けき、川のせせらぎ... 続きをみる

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  • 感謝に堪えない

    「君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ」・・・・白秋 ーーーーーーーーーーー  結婚してもうすぐ半世紀。人生の分水嶺「50歳」を境に共に下ってきたが、行きつく先が見当たらない。・・・・疲れたら休めばよいが、わき道に迷い彷徨いながら、とうとう72歳になってしまった。 ーーーーーーーーー... 続きをみる

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  • 若き日のときめき・・3

     そんな些細なことで心が揺らぎ、私に距離を詰めてこられても迷惑気回りないし「早稲女と付き合っている」ときっぱりと断ればよかった。「口に合うかな?」とテーブルの上に無造作に置かれた箱の中に、六本木「アマンド」で買ったというイチゴケーキが二つ入っていた。 かっての偏狭的な彼女らしくないな。・・・・前回... 続きをみる

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  • 関西はパン屋さんが多い

     私はパンが好き。毎日の朝食はパン。胃がんで体調を悪くしてからは消化の良いパンにしている。それ故、味覚が鋭く鍛えられ、美味しいパンの特徴は大体ではあるがつかんできたように感じている。   焼きたての甘い香りが幼少の傍にいた母の香りとオーバーラップしてとても切ない。  関西は「パン工房」を冠にしてい... 続きをみる

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  • 親と子の関係

     インフルエンザの予防接種をした。順番を待つ間、病院で気にかけたことが一つある。40歳後半であろう青年がアルツハイマーを患った母親の車いすを押しながら病棟から出てきたことだ。彼の顔はかなり険しく神妙な面持ちであった。  彼の将来の行動は実母の存在で完全に束縛されている。これから何年も続くのかと思う... 続きをみる

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  • 京都・一澤帆布 // 一澤信三郎帆布

     私用で京都祇園に出かけた。観光地「京都」とは裏腹にコロナの影響で人通りが少ない。先斗町や花見小路さらに錦市場でさえも閑散として衰退する街の印象が強く感じた。終息を願うばかりである。 ーーーーーーーーー  用事を済ませ時間が早かったので、老舗の鞄メーカー「一澤信三郎帆布・工房」を覗いてみたが客足が... 続きをみる

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  • お昼の「お弁当」

     このところ1か月はコロナの影響で仕事場はガラガラで自宅待機状態である。貧乏暇なしは大間違いで朝から晩まで家でごろごろ「大型ごみ」扱い。・・収入は激減し夜逃げ寸前である。…汗 ーーーーーーーーーーーーー  仕事に出るときは昼の弁当に缶詰めをよく持っていく。私は数年前の胃がん摘出手術でほとんど胃がな... 続きをみる

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  • 若き日のときめき・・2  

     学生時代「昭和42~3年頃」。池袋にある純喫茶「上高地」に大学の先輩に誘われて学生運動の新聞の原稿の打ち合わせで懇談中、偶然にも別の会合だろうか、半年ぶりに彼女らのグループと遭遇した。彼女の容姿は進学塾当時とではかなり別人で、赤い口紅が印象的だった。 直感して東大安田講堂紛争の主力メンバーと悟っ... 続きをみる

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  • 愚痴る秋

     揺るがない自己を確立したいという意識の一方で、人間として未完成な自分自身は時折煩悩に苛まれることがある。  そしてそれが尾を引いた時に自分を主観視して物事の本筋が見えなくなってしまうことがしばしあり、とても不安だ。  なにか、もやもやした霧のようなものが心の中に立ち込め、先行きや周囲が見えなくな... 続きをみる

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  • 歌劇発祥の地

     秋は駆け足で過ぎていくので、老齢でも動きやすい気候に合わせ、久しぶりに娘が住んでいる宝塚にやって来た。車だと30分はかかる。コロナ渦、娘や孫たちが気になったが非常に元気で安心!! ーーーーーーーーーーー  娘の家から歩いて5分に宝塚歌劇大劇場。運が良ければ「タカラジェンヌ」に会える時もある。  ... 続きをみる

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  • 夢枕

     時々夢見る親父の叫び。「元気かい」「生活はうまくいっているかい」。あまりにもしつこいから思わず「うるせ~な~」と怒鳴ってしまったら、家内がびっくり飛び起きて「こんな夜中に大きな声を出して何を怒って言っているのよ」。  夢と現実との境界線がわからないことがしばしある。  たまに、枕もとで親父が酒を... 続きをみる

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  • 京都でストレス解消

     最近、コロナの影響で仕事がバッタリと止まったまま。我が家の財政破綻時期が来たようだ。事業継続支援給付金も微々たるもので経費さえも出ない。  1か月80~90万円の生活環境が、仕事をあきらめた途端、国民基礎年金6万円の地獄世界に転落する。もちろん預金などない。  サラリーマンは毎月一定の報酬と老後... 続きをみる

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  • 思いにふける秋

     少しばかり涼しくなると、秋の夜長に物思いにふける。  早朝の路上。 異類異形なこの世の醜いぶざまな光景に呆れる。  それに比べて過去に臨死体験をした私にはあの世の入り口は百花繚乱で美しさが眩く眼光に投影される。 秋の夜更けに思うもの 「神は存在するか?」という問いに対して意識(心)の根源としての... 続きをみる

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  • ラーメンの起源

       日本で最初に中華麺を食べたのは徳川光圀(水戸黄門)だとする説がある。学生時代、「お茶の水女子大学」生活科学部に在籍していた高校時代同じクラスだった女史の研究論文に、食の文化は「関が原を境に二分される」とあり、歴史はかなり古い。  ラーメンは日本独自の食文化であると考えられるが、その理由にラー... 続きをみる

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  • 若き日のときめき・・1

       私の知人が「といっても30歳も若い」来年大学受験する息子に大学受験に向けての経験談と進度を聞かせてやってほしいというので、反省と後悔・・「汗」・・の私の高校3年生だったころの「思い出」を告白することにした。・・・・羞恥心を抱きながら・・「笑」・・回想したい。  多分この投稿を閲覧しているだろ... 続きをみる

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  • 食い道楽の街・心斎橋 道頓堀

     初秋の心斎橋筋を久しぶりに徘徊。何十年ぶりだろうか。何もかもが「昔のまま」とはいえないが、若き日を思いだしながら、薄ぼんやりとした記憶に今もはっきりと残る余韻を手繰り寄せては当時の情景を再現し、同じ道を散策。  昔の記憶が追想するかのように深く想い沈んだ。  大阪「阪急・梅田」から難波まで約4キ... 続きをみる

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  • 一日の区切りとは

     若き精神的に余裕のあった時代は朝起きたとき、その日がリセットされてる感覚であった。睡眠をまたいで一日一日の区切りがハッキリしている感じだ。昨日までの自分と今日の自分とでは精神的にも人格がはっきり乖離しているように感じた。 ーーーーーーーーーーー  反面、昨日と今日とでは地続きで、同じ時間軸上にあ... 続きをみる

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  • ホットケーキの美味しい店

     コロナ渦中、仕事もなく破産寸前で家で酒浸りでぶらぶらしているのは体に良くないので久しぶりに家内と老々介護デート。マスク姿なので顔の一部だけを見ると二十歳代「笑。             大阪・東梅田のパンケーキ・コーヒー専門店「サンシャイン」はたまに立ち寄りお茶を飲むことがある。厭世的思考に支配... 続きをみる

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  • 新聞のない我が家

     我が家では、おおよそ5~6年前から新聞を止めた。理由はほとんどのページを読む必要がなくなったのである。  配達された「しんぶんし」が数分で「しんぶんがみ」に変化してしまうのは編集者に失礼と思うのである。「笑!  以前は新聞というと「マスメディアの代表格的な存在」であったが今ではどうだろう。自分に... 続きをみる

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  • 夢枕

    長文ですみません。 夢を見た。  自分の正論を他人に押し付けて論破する事に使命感を持っている異常な親父。 常識のわきまえを知らず、理屈で相手を屈服させようとする強引な性格であった。  自分の言うことは自身の経験値からすべて間違いではないとする軍隊意識。そんな親父がたまに夢の世界に顔を出しては説教す... 続きをみる

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  • 京都で家内とランチ

     知らない「料亭」や「お食事処」に入るのはとても勇気がいる。懐具合や財力の都合で家内とともに尻込みする店構えがとても多い。「時価」・・・・それを見ただけで心が折れそうになる  もちろん、美味しいかどうかも分からない。料金の方は店構えである程度分かるが会計となるといくらかかるのかなあとドキドキしなが... 続きをみる

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  • 忘却曲線 

    「忘却とは忘れ去ることなり。 忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」・・・・・・・・・・君の名は・菊田一夫  心理学を学んでいると必ず耳にする、無意味綴・連想価が頻繁に出てくる「エビングハウスの忘却曲線」。冪函数でも表すことができるのではないかと思う。 簡略すると  「忘却とは、実際に経験し保持して... 続きをみる

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  • 歴史漂う喫茶店

     京都・四条河原町は私にとって、とても素晴らしい街。私でなくても日本文化や歴史に興味がある人は住んでみたい街だと思うはず。  デパートはあるし、喫茶店は充実しており、レストランも多くブティックもある。祇園にしかないブランドもあるみたいだ。  私にとってうれしいのは老舗の「昭和のにおい漂う純喫茶」が... 続きをみる

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  • 循環過程

      私の一日の始まりは枕元に置かれた一杯の珈琲から始まる。少しだけ身を乗り出せば届く距離に置かれている。時々、ソーサーの上のスプーンがカチャッと弾ける音色に目覚まし時計が共鳴し、厚手のカーテン越しからベランダの明かりが漏れ、小刻みに過ぎ去る時間を一瞬だけ止めて飲み干す至高な時間。  一日のうちで一... 続きをみる

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  • 京都は秋の気配

      季節は、確実に秋本番に向けて準備を始めている。光炎万丈たる自然は京都の景観を損なわない。むしろ京都に秋は必要だと感じた一瞬だ。   人生を哲学する・・・・考えてから歩こうか!歩いてから考えようか!考えながら歩こうか!・・・・・ちょっぴり紳士的になったような気がする。  南禅寺から「哲学の道」を... 続きをみる

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  • たった一人のオーディエンス

     午後8時一瞬雲が途切れ、何も遮るものがない天を仰ぐと荘厳なスクリーンが広がる。壮大なる満天の星はどこまでも無限のパノラマ。こんな綺麗なロマンチックな夜空が無料で見れる「兵庫県佐用郡三日月町」。ここには下界の不条理や凄惨は一切ない。  洋楽に「Fly Me to the Moon」という曲。 歌詞... 続きをみる

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  • 荒廃するシャッター通りと高齢化。コロナのせいだ

     開店前に勢いよく開くシャッターの音。早朝の静寂を突き破るかのように「ガラガラ、ガシャ!!」昔は当たり前であった。  追憶の中の故郷の街は人が生き生きとして活気に満ちていた。日が西に傾く頃は対面販売の響き渡る掛け声も今はもう昔の残像でしかなく、「活気ある関西下町の商店街」という言葉は遥か過去の「死... 続きをみる

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  • 疑惑の検証(再投稿)

     今日はある大手週刊雑誌記者と同伴、現場に出かけた。最近盛り返した疑惑の場所は私の家から20分ぐらい車を走らせた距離。現在は以前のような面影はなくひっそりとしてすでに国有地となっていた。  校庭となる広場は一時的な公園に管理されている。建物の中には建築資材などが散乱していた。慌てて手を引いた業者の... 続きをみる

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  • 茜色の街、神戸(再投稿)

     ここは「神戸南京町」。横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つで、華僑の集まった街は中華交易が盛んだったことを結論付けている。  横浜中華街を想像すればやや規模が小さいかなと思えるが、神戸は三宮に有名中華店が点在しており、チャイナタウンだけが華僑の集まりとは言えないとしてい... 続きをみる

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  • 眠れぬ夜

     最近、感情の起伏が激しい。晴れたり曇ったり周章狼狽だ。昨夜は仕事の件で悩んで眠れなかった。自分でも解るほど感情が鬱に近い。  昔、心療内科医に「双極性障害」と言われたことがあった。やはり仕事の案件が障害を引き起こしているのが原因らしい。   こればかりは生活が懸かっているので避けることができない... 続きをみる

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  • 二重人格

      今こうしてパソコンと向き合っている自分と、昨日パソコンに語り掛けていた自分とでは微妙に違っていることは確かである。 しかしその違いを認識できるのは根本的な普遍なる自分が存在するからではないか。 こういった発想は私のみならず、誰もが抱く発想で根強く誘発的で暗中模索な世界へと誘導されてしまう。  ... 続きをみる

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  • アカウントを取られてしまった

    ログインできなくなってしまった。 重複するかもしれませんが、別のアドレスで投稿します。

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