関西の四季を呟くの新着ブログ記事
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私が少年時代を過ごした足立区でも、子供向けの駄菓子や雑貨を商う「駄菓子屋」さんがたくさんあって、駄賃を貰うと直ぐに浮き浮きしながら飛んで行ったもの。オマケを貰ったり、10円もあれば駄菓子屋でくじ引きをして、暗くなるまで外で遊んだ。学校がおわると 駄菓子屋さんに集まるのが習慣であった。 当たりバ... 続きをみる
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若い時、容姿端麗だ、イケメンだと持て囃された人達も、私のようなそうでない人達も、年を取れば、それなりに顔や首筋にしわやシミができて、老化現象は避けられず、筋肉が緩んで垂れ下がってしまい、みんな格差のない万物平等な顔になる。 スマホで撮った自分の顔を見たら、誰が見ても年寄りの顔である、豊かだった... 続きをみる
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寒暖の差が激しく風邪をひいてしまった。37度。検査の結果、コロナではなくてやや安堵。医者からの帰り道、伊丹イオンモールにあるいつもの本屋さんが「神聖なる休息所」と様変わりする。印字の匂いが学生時代にタイムトリップしたようでなぜか懐かしい。 小学校で新学年を迎え、新しい教科書に自分の名前を書き込... 続きをみる
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タイムマシンに乗り、幼年時代や青春時代に置いてきた「大切な忘れ物」を取りに行きたいと常に思うのである。 そういえば、あの時は主観的な考えしかなく、「今が若さの最長点で大いに謳歌すべきである」ことを具体的に理解していなかったということが残念に思ってしまった。 それだけ当時は自分への客観が足らな... 続きをみる
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教訓・・私の孫も含め、来年度受験生諸君へ! 人は学問などに接しなくても生きて行ける。生涯を通して順風満帆の人生なら問題ないし、楽しければそれでよい。 しかし人生には往々にして山と谷が存在する。運勢が下降線を辿り、霜枯れに陥った時、趣味に興ずることで気分転換をし、心痛を発散するのも手段であるが、... 続きをみる
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花屋さんの嘆き。美しい花も売れなければ枯れてしまい、ただの生ごみ。コロナの影響で花が売れないと嘆く店主。 私の人生を謄写しているようだ。 風も吹くなり 雲も光るなり 生きている幸福は 波間の鴎のごとく漂渺とたゞよひ 生きている幸福は あなたも知ってゐる 私もよく知っている。 花のいのちはみじかく... 続きをみる
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最近、この世を生きることが飽きてしまった、仕方なく生きている。 ふと鏡の中の疲れた顔をみて、「このまま年をとっていくんだろうか。私の人生って何だったんだろう」と思う毎日である。 己自身の感覚は質的なものであり、単純な感覚が刺激の積み重ねによって成立しているようで、人生そのものがフィクションで... 続きをみる
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散りゆく「もみじ」はいたづらなる命と心得、「紅葉は死化粧」といふ人あり。されど、我はこの表現を好まず。人も木も、一年といふ循環に生きて、「祭り」も「紅葉」も年ごろ繰り返さるる歓喜の時に他ならばなし。再び訪るる春信じて、今この時にあららかに燃焼せるばかりなり。 鬱々と暗く感情のうずく一日なりき。... 続きをみる
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矛盾だらけ! 死についての最大の問いは、自分の死後も世界が続いているのに、自分は見ることが出来ない。さらに時間は粛々と進んでいるが、自分の時間は静止してしまうということ。 「あの世」なんかはないと断定する科学者は、宇宙がビッグバンによって生まれて130億年と言われるが、その前は、どうなっていた... 続きをみる
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秋本番に休日を家で過ごすのはもったいない。明日は京都・二条城へ「紅葉の色付き合い」を確かめに行ってみようかとカメラのバッテリーをチャージしながら、昨年の紅葉の写真を見定めて、気分はすでに茜色。 「秋の夜に 雨と聞えて降る物は 風にしたがふ紅葉なりけり」 京都は平安時代の匂いがする。そして紀貫之... 続きをみる
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市バスで高齢者パスポートを使った。一回110円。カードに現金をチャージして使う。70歳を超えたらバス料金が優遇される。普通は「大人230円」だそうだ。 席は空いているだろうかと思いつつ、バスを待つが、お客さんは私一人。 運転手さんの日当はどこから捻出するのだろうか?誰も乗っていないバスに... 続きをみる
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晩秋の入り口に差し掛かると、普段はあまり気にかけない曖昧になった記憶を手繰り寄せながら、「こうして歳を取り、次第に衰弱して一生を終えるんだな」とペシミズム的な考えになり、他に思いつくことはないものかと思案するが・・・・やはり普遍な真理である。 己自身の感覚は質的なものであり、単純な感覚が刺... 続きをみる
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Jisho-ji retains the aesthetic-seeking spirit of Yoshimasa. Ginkaku-ji’s official name is Jisho-ji, an affiliate temple of Shokoku-ji Temple. Ginkaku... 続きをみる
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今はほとんど見かけなくなった。私が子供だった昭和30年代はまだテレビもない時代だった。 とにかく今のようにものが溢れている時代ではなかった。もちろんゲームなどはない。それでもなに不自由はなくそれなりに楽しい時間を過ごせたのは午後三時になると近くの公園に紙芝居屋さんが来たからだ。 連載物の「少... 続きをみる
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そんな些細なことで心が揺らぎ、私に距離を詰めてこられても迷惑気回りないし「早稲女と付き合っている」ときっぱりと断ればよかった。「口に合うかな?」とテーブルの上に無造作に置かれた箱の中に、六本木「アマンド」で買ったというイチゴケーキが二つ入っていた。 かっての偏狭的な彼女らしくないな。・・・・前回... 続きをみる
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私はパンが好き。毎日の朝食はパン。胃がんで体調を悪くしてからは消化の良いパンにしている。それ故、味覚が鋭く鍛えられ、美味しいパンの特徴は大体ではあるがつかんできたように感じている。 焼きたての甘い香りが幼少の傍にいた母の香りとオーバーラップしてとても切ない。 関西は「パン工房」を冠にしてい... 続きをみる
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私用で京都祇園に出かけた。観光地「京都」とは裏腹にコロナの影響で人通りが少ない。先斗町や花見小路さらに錦市場でさえも閑散として衰退する街の印象が強く感じた。終息を願うばかりである。 ーーーーーーーーー 用事を済ませ時間が早かったので、老舗の鞄メーカー「一澤信三郎帆布・工房」を覗いてみたが客足が... 続きをみる
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学生時代「昭和42~3年頃」。池袋にある純喫茶「上高地」に大学の先輩に誘われて学生運動の新聞の原稿の打ち合わせで懇談中、偶然にも別の会合だろうか、半年ぶりに彼女らのグループと遭遇した。彼女の容姿は進学塾当時とではかなり別人で、赤い口紅が印象的だった。 直感して東大安田講堂紛争の主力メンバーと悟っ... 続きをみる
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私の知人が「といっても30歳も若い」来年大学受験する息子に大学受験に向けての経験談と進度を聞かせてやってほしいというので、反省と後悔・・「汗」・・の私の高校3年生だったころの「思い出」を告白することにした。・・・・羞恥心を抱きながら・・「笑」・・回想したい。 多分この投稿を閲覧しているだろ... 続きをみる
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初秋の心斎橋筋を久しぶりに徘徊。何十年ぶりだろうか。何もかもが「昔のまま」とはいえないが、若き日を思いだしながら、薄ぼんやりとした記憶に今もはっきりと残る余韻を手繰り寄せては当時の情景を再現し、同じ道を散策。 昔の記憶が追想するかのように深く想い沈んだ。 大阪「阪急・梅田」から難波まで約4キ... 続きをみる
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コロナ渦中、仕事もなく破産寸前で家で酒浸りでぶらぶらしているのは体に良くないので久しぶりに家内と老々介護デート。マスク姿なので顔の一部だけを見ると二十歳代「笑。 大阪・東梅田のパンケーキ・コーヒー専門店「サンシャイン」はたまに立ち寄りお茶を飲むことがある。厭世的思考に支配... 続きをみる
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午後8時一瞬雲が途切れ、何も遮るものがない天を仰ぐと荘厳なスクリーンが広がる。壮大なる満天の星はどこまでも無限のパノラマ。こんな綺麗なロマンチックな夜空が無料で見れる「兵庫県佐用郡三日月町」。ここには下界の不条理や凄惨は一切ない。 洋楽に「Fly Me to the Moon」という曲。 歌詞... 続きをみる
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開店前に勢いよく開くシャッターの音。早朝の静寂を突き破るかのように「ガラガラ、ガシャ!!」昔は当たり前であった。 追憶の中の故郷の街は人が生き生きとして活気に満ちていた。日が西に傾く頃は対面販売の響き渡る掛け声も今はもう昔の残像でしかなく、「活気ある関西下町の商店街」という言葉は遥か過去の「死... 続きをみる
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今日はある大手週刊雑誌記者と同伴、現場に出かけた。最近盛り返した疑惑の場所は私の家から20分ぐらい車を走らせた距離。現在は以前のような面影はなくひっそりとしてすでに国有地となっていた。 校庭となる広場は一時的な公園に管理されている。建物の中には建築資材などが散乱していた。慌てて手を引いた業者の... 続きをみる
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ここは「神戸南京町」。横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つで、華僑の集まった街は中華交易が盛んだったことを結論付けている。 横浜中華街を想像すればやや規模が小さいかなと思えるが、神戸は三宮に有名中華店が点在しており、チャイナタウンだけが華僑の集まりとは言えないとしてい... 続きをみる
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