感情はエネルギー!
歳を重ねるにつれてほんの些細な異変にも気が付いてしまう。「いつもと様子が違うな?」と感じたときは互いに声をかけるのが我が家のルールと決めたい。
最近、家内の顔色がさえない。辛そうであるが私にはその素振りを隠そうといつもと変わらぬ態度を保ち続けていることだろうと推測できた。
家内は3年前に子宮がんで摘出手術を行っている。麻酔から覚めた彼女の顔にはうっすらと涙の跡があった。女性であるべきものを摘出してしまったショックだろうか。私と、娘、息子で見守ったがこればかりは慰めようがなく手術が成功したことぐらいしか言えなかったのである。
担当医師から家族や両親にがんの経験者はいますかと問われた。遺伝子が、がん組織と深いかかわりがあるらしい。
ステージ3で5年生存率50%と告げられ半年ごとに定期健診を受けているが転移が心配で一人で悩んでいることが見て取れた。
今日は定期健診の日で「兵庫県立尼崎総合医療センター」に出かけようと駐車場を出た途端、対向車と接触し車前部を破損したと仕事場に電話があった。
マイナス思考の感情エネルギーが出てしまったのかもしれない。
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ」そんなメッセージを臨床心理士である息子にに託したい。