京都は秋の気配
季節は、確実に秋本番に向けて準備を始めている。光炎万丈たる自然は京都の景観を損なわない。むしろ京都に秋は必要だと感じた一瞬だ。
人生を哲学する・・・・考えてから歩こうか!歩いてから考えようか!考えながら歩こうか!・・・・・ちょっぴり紳士的になったような気がする。
南禅寺から「哲学の道」を散策しながら銀閣寺に向かう。おそらく私と同じような心境をもって「考えながら歩く?」変人であろう外国人たちに交じりながら、昨日までの愚弄や、不安、哀しみを吐き捨てるためにやってきた銀閣寺。別名「慈照寺」。
日本に生まれて良かったと思える景観。風景を縮めて楽しむ箱庭や盆栽を眺めているような庭園にしばし感動し立ち止まる。
清浄ではない日常的な憂鬱感がこのところ続いていたが、すこしは心が浄化されたようだ。