関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

意思混沌


 今こうしてパソコンと向き合っている自分と、昨日パソコンに語り掛けていた自分とでは微妙に違っていることは確かである。



しかしその違いを認識できるのは根本的な普遍なる自分が存在するからではないだろうか。

 こういった発想は私のみならず、誰もが抱く発想で根強く誘発的で暗中模索な世界へと誘導されてしまう。


 しかしながらこのような心的傾向は出発点のところから間違った解釈をしてしまっていることに気が付くのではないか。



「存在」というプロセスを時間的に分断し、過去と現在さらには未来へと別の人格を形成するストーリーを描き始めてしまうからだ。

 だが、一方ではそれぞれを対比して我々は「過去の自分」と「現在の自分」は別のものとしてそれから両者の同一性を考察するというような哲学的な道に迷い込んでしまう。


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 初冬の夜は
長い。
身にしみて 寒けかりけり色かへぬ 松にもかよふ木枯のこゑ

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