関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

懐具合


 知らないお店に入るときはかなり勇気がいる。それは皆同じように感じているのかもしれない。すりガラス越しに店内を除くと椅子とテーブルだけが目に付いてお客さんの姿が見えないのである。もちろん予算が気になるがメニューなど見当たらない。



 不用意にお店の扉を開けようものなら、暇ですることがないのか、店員スタッフ一同が一斉に「いらっしゃいませ」の大号令を発し、気持ちが萎縮してしまい後に引けなくなってしまう。会計が心配で、一人での入店は到底無理。
 昔、大阪北新地のかなり怪しいお店で「ビール一杯2万円」が頭をよぎる。



 しかしながら、我が家の財務省が同伴だと「我が心丸投げ」で気分が少しばかり大胆になり悠然と後からついていく始末。自分ながら人格が大きく変わるのがわかる。・・・・汗



 JR「伊丹」周辺の白雪酒造通りで昼飯を済まそうと、うろうろするが「コロナ」の影響でほとんどのお店が閉まっていた。たまにオープンしているお店にはお客さんが誰もいなく、入店するのをためらった。



 別のところを探そうと仕方なく車を走らせていたら、「吉野家」。テイクアウトで牛丼が一杯300円。「コロナ」が気になっていたので娘の家で食事しようと土産代わりに五杯ほど注文、安く済んでホットした気分。

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