関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

京都・一澤帆布 // 一澤信三郎帆布

 私用で京都祇園に出かけた。観光地「京都」とは裏腹にコロナの影響で人通りが少ない。先斗町や花見小路さらに錦市場でさえも閑散として衰退する街の印象が強く感じた。終息を願うばかりである。
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 用事を済ませ時間が早かったので、老舗の鞄メーカー「一澤信三郎帆布・工房」を覗いてみたが客足が遠のいてガラガラであった。
 数ある鞄メーカーでもここは特別、「行列のできるお店であるといっても過言無き」であったが今日は私以外お客さんの姿がない。なんだか購買力を失いそう。



 残念なのは、店の継承などの「お家騒動」があったせいか、お店が二つに分かれていること。

 京都・四条河原町「八坂神社」を西に平安神宮に向かうこと5分。「知恩院」前に第一軒目の店があり、さらに1分もしないところに本店のようなお店がある。「一澤帆布」と「一澤信三郎帆布」。



 どちらにせよ、手作りの布鞄は見た目の感触が良く、とても気に入っている。



 同じものは決してない手作り製品に魅了され、ここに気に入った鞄を求めてリピート客など、本来、来店する客足の絶えない京都を代表する日本ブランド鞄メーカーである。



 せっかく来たものの、こんなガラガラでは店員さんがぴったりと私につきまとい、商品を選ぶ間もなく勧めてくる。自身で選ぶ権利を失い買う気も薄れ、お店の方には申し訳ないが、早々退散した。

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