関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

いじめ

 
 仕事仲間の後輩から相談があった。息子「小学5年生」が学校でいじめにあっているという。


 実は、私も小学校時代、いじめにあっていた。酷いときは「金をもってこい」というので親父の財布から幾度か抜き取っては渡した時があった。当然親父はわかっていたのか、「武道でも習ったらどうだ」と言われ、合気道の道場を紹介された。
 それ以降、中学受験準備のかたわら合気道を毎日のように通い、徐々にではあるが、初段の昇進試験を受けるまでになっていた。


 いじめとは「自分より弱いものに対して一方的に、身体的・心理的攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの」と定義されている。いじめにあうのは、それなりの理由があるからで、したがって対処法は難しいが、私なりに3つの定理を彼に提案した。「ある程度までは無視する」「権威ある人の力を借りる」「正当防衛として反撃する」である。


 私の教訓から、初段取得後「正当防衛として反撃する」を望んだ。それ以来今までが何であったのかと思えるぐらい、いじめが鳴りを潜めてしまった。というより相手が申し訳なさそうに私を避けるようになったことだ。

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