関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

桐一葉


 そんな心境を抱えながら仕事をしている。最近、コロナのせいで仕事が思うようにはかどらないうえ、信用を失いかねないほど粗悪な品物ばかりである。歳が技量についていけなくなった。
 職人も少なくなって技術を伝承するにもなり手がいない。
そろそろ潮時だろうか。・・・・悩む毎日である。「汗
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 「桐一葉」、
近くに住む友人が英語で表現するとしたら何だろう?と問われた。彼も私と同様に京都散策仲間であり、休みになると京都河原町にある老舗の喫茶店「フランソア喫茶室」や「食堂ルインズ」に足を運び英会話を勉強しているという。 

 たまに彼の家にパソコンの具合を見に行く程度ではあるが、先に旅立つ仲間が増えるなか、数少ない友人の一人である。




 「切ない」「初心」「もったいない」「お疲れさま」はさることながら、「わびさび」や「木漏れ日」「微妙」「いただきます」は表現が難しいと感じた。

 繊細で感覚的、情緒的な日本人独特な表現は本当に難しい。日本人でしか解からない言葉が多く「日本語の複雑さ」を感じるのである。今でも国語辞典がないと不便で、知らない言葉が多すぎる。


 スマホやネットの普及はありがたいがその分、辞書を開くという行為から遠のいて、昔応接間の飾り物の定番「百科事典・ブリタニカ」の存在を垣間見る昨今である。



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桐一葉 日当たりながら 落ちにけり/高浜虚子

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