関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

三寒四温


 冬眠から目覚めたかのように、ふとあたりを見渡すと明らかに自身が覚醒されてきたような虚像を感じる。何か月振りだろうかパソコンのモニターに映し出された自身の画像が目についた。
 私には、ささやかな公園の自然が、常に心のやすらぎ。「春、ど真ん中」がまじかに来ている木々の囁きさえ感じる。
 ざわざわとした微弱な成長音を聞きながら、「春の息吹」をながめる。目にするすべてが新しい感動の出会いである。
 燃えるような紅梅にはいつもメジロや鶯が止まっている。
何も言わない植物、昆虫だがそれぞれに精一杯の生命を送っている。
 こうした一つ一つの、見逃しそうな生き物との静かな対話と感動が、私の自然への畏敬の念を培ってくれたような気がする。

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