関西の四季を呟く

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ラーメンの起源

 
 日本で最初に中華麺を食べたのは徳川光圀(水戸黄門)だとする説がある。学生時代、「お茶の水女子大学」生活科学部に在籍していた高校時代同じクラスだった女史の研究論文に、食の文化は「関が原を境に二分される」とあり、歴史はかなり古い。


 ラーメンは日本独自の食文化であると考えられるが、その理由にラーメン発祥の地の一つである札幌の「竹家」や浅草の「来来軒」と研究論文にあった。


 さらにそれとは別に博多で密かに豚骨味の志那そばが明治以前から食されていた、という憶測説もある。いずれにせよ、ラーメンは中国ではなく日本独特の食文化の一つであると女史。



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 東京在住の頃、東京ラーメンのスタイルといえばど真ん中に「なると」が幅を利かせ、右上下に「志那竹」「のりと刻みねぎ」左上下に「卵の薄切り」と「チャーシュー」「ほうれん草」が陣取り、全体的に真っ黒い醤油味で、胡椒を大量ににふりかけ、咳込みながら喉を特急で通過する。顔は真っ赤。



 当時は小さい店構えで、たまに「ゴキブリ」や「ネズミ」がうろうろする店のほうが安くて旨いし人気があった。・・笑。



 早稲田・大隈通りの不衛生なラーメン屋には貧乏学生がいつも席を埋めていたんですよ!!。



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 しかし、確実に解るのは明治中期頃から横浜で「南京そば」の屋台が開業した頃からだとする新説が有力だそうだ。屋台で気軽に食べられる中国風そばと言ったところだろう。

 支那そば、中華麺、中華そば、南京そば、らうめん、名前の呼び方は地方によってばらばらであったが現在は「中華そば」「ラーメン」に統一されているようだ。



 ネットで調べたら、日本で一番美味しいラーメン屋さんは、東京、成城学園前駅近くにある「中華そば しば田」が全国ナンバーワンと評価されているが、福岡、博多の「一蘭」天神店も負けず劣らずといったところか?

 大阪で勝負する「藤平」でとんこつ味を賞味した。味は博多ラーメンに近いがややたんぱくだ。800円。・・・・確かに旨い!

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