思いにふける秋
少しばかり涼しくなると、秋の夜長に物思いにふける。
早朝の路上。
異類異形なこの世の醜いぶざまな光景に呆れる。
それに比べて過去に臨死体験をした私にはあの世の入り口は百花繚乱で美しさが眩く眼光に投影される。
秋の夜更けに思うもの
「神は存在するか?」という問いに対して意識(心)の根源としての神は存在するというのが、神科学の結論だそうだ。
それに対して「あの世はあるか?」という問に対して意識(心)の空間としてのあの世はあるという答えを神科学は結論する。
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不可解ではあるが
「芥川 龍之介」「牧野 信一」「太宰治」「田中 英光」「三島 由紀夫」「川端 康成」。
先生たちの共通点は、あらゆる醜い現世の矛盾から退避脱却し、不条理な世界に対して、死をもって抗議したのである。
カミュのいうところの形而上学的な反抗の本質といえるのではないだろうか。
話を逸らすようだが、ショーペンハウアーの自殺に対するスタンスは一般的に肯定的だが、しかし自殺は「迷妄の港」だと逃げてしまう。
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とても残念
有名人の旅立ち・・・・・
人生は「苦しんでも生きる」に値するか、否かという判断をすることは、自死の衝動に駆られて行動に移すまでのほんのわずかな10分程度の哲学的な思考時間だと考えたい。
それを過ぎ去るだけで理不尽な現社会に「いかに生きるか」の値を模索する。
したがって一瞬立ち止まり、苦悶し悩みを打ち明ける時間を悟るべきだったと非常に残念で悲しい。
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