秋の味覚をたくさん詰め込もうと観光バスは一路、滋賀県竜王へ。
初体験はたぶん幼稚園。小さなスコップ片手に、芋畑のうね越しに友達と向き合いながら、少しでも大きい芋を持って帰りたいと、先生の合図をまだかまだかと待ちわびた・・・・・・・・
あれから何十年になるだろうか。幼少とちっとも変っていない「逸る気持ち」を抑えながら、忘れかけていた記憶を手繰り寄せては、はっきりと脳裏に現れる。
当時を回想しながら懐かしい一日を過ごすことができた。
秋の味覚をたくさん詰め込もうと観光バスは一路、滋賀県竜王へ。
初体験はたぶん幼稚園。小さなスコップ片手に、芋畑のうね越しに友達と向き合いながら、少しでも大きい芋を持って帰りたいと、先生の合図をまだかまだかと待ちわびた・・・・・・・・
あれから何十年になるだろうか。幼少とちっとも変っていない「逸る気持ち」を抑えながら、忘れかけていた記憶を手繰り寄せては、はっきりと脳裏に現れる。
当時を回想しながら懐かしい一日を過ごすことができた。
ここは兵庫県伊丹市。酒造通りである。別称「白雪街道」。酒の街とあって朝から飲めるところが数店営業いている。朝10時、すでに行列の出来ている店もある。
しかしながら、真逆な店舗のほうがかなり目立つ。若者には敬遠しがちな一杯飲み屋や、大衆食堂といった昔ながらの老舗が影を潜め、この通りの先にある大型商業施設に吸い込まれるように客筋が一変したように思える。
市場や業界の適合性や利便性、モチベーションというより、もう少し深堀りしたマクロ的な視点で最近自分が特別感じている「市場の違和感」ともいうべき「グローバルな情報社会」を目の当たりにする光景であった。正論ともいうべきアドバンテージの良い街がシャッター通りになる理不尽な現実が納得いかないのである。
山里深い不便な「パン工房」や交通不便な谷間の季節限定の「レストラン」が繁盛する思考理由がこんなところにあるのだろうか。