関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

イチゴのかき氷

 熱風に煽られ赤く氷と書かれた暖簾が「おいで、おいで」する。
 「シャカ、シャカ、シャカ」。心地良い音を立てながら、冷たくふわふわした「綿菓子」が透き通る器を山にする。暖簾を境に地獄と天国とが同居する。




 一口含めば、昔懐かしい「湘南、片瀬江の島」の蒼い夏が広がる。・・・・・・・・眉間がツンツンとして痛い。



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 コロナと額の汗を気にしながら、遠くに虚しい「アブラゼミ」の声。連日40℃近い温度になり、夜も30℃を切らない日が続く。
 路傍の街路樹はよどみ萎え、力が抜けて自由がきかないほど暑い。
 ・・・・・・しかし、あと一時間もすれば、灼熱の太陽も六甲の山並みに姿を隠すだろう。
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 灯ともしごろの六甲山麓は、夏の燃えるような酷暑の軌跡を残して去るようで、夕闇が次第に迫ってくる哀愁じみて、なんとも形容しがたいそれでいてとても切なく悔しい情景

 しかしながらそのうち、ゆっくりと、しかし確実に「夜長月」が来る。とても待ち遠しく感じた今日。
PS・・・ただいま夏バテ中。

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