関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

世界の一流品


 日本人がいつの頃からブランド志向になったのか良くわからないが、海外のブランド品が好きな方は多い。例えばカバンで言うとエルメスを頂点(価格も)としてグッチ、フェラガモ、ヴィトンとか沢山ある。特にヴィトンなんかは女性の必需品の感がある。
 しかしながらシンガポールや上海などではエルメスやヴィトンはコピー品が堂々と売られており、あまり信用されないらしい。
 化粧品や腕時計もコピー品が氾濫し、「資生堂」「Rolex」は大迷惑を被っているという。
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  最近、日本製のカバンに人気があり、京都四条河原町「知恩院」前に古くからある帆布カバン専門の「㐂一澤」「一澤信三郎帆布」そして京都以外にも「大峡製鞄」とか「土屋カバン」「genten」とか良質なものを作っているところが多い。



 私は関西在住なので京都の「㐂一澤」の鞄を昔から愛用しているが、型崩れせず頑丈で最も気に入っている商品の一つ。値段は5~6万円前後で結構気に入ったものが手に入る。

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 四条河原町から東に歩いて鴨川を渡り、祇園の繁華街をまっすぐ進む。八坂神社の交差点を北に曲がり、だいぶ進んだ先に四男がオープンした㐂一澤のショップがある。


 東大路通をさらに北上すると、三男が経営する一澤信三郎帆布が出てくる。両店舗の距離は近く、歩いてはしごすることができる。




 ただ残念なことは一澤帆布の相続問題である。一澤帆布の場合、3代目会長の死後に兄弟の間で血なまぐさい相続合戦が繰り広げられた。今の「一澤信三郎」と「㐂一澤」である。


 偽の遺言状をもって乗り込んで来た長男。追い出された実質経営者の三男および職人が、退社して別会社を設立。
四条河原町から東に歩いて鴨川を渡り、祇園の繁華街をまっすぐ進むこと2分。



  八坂神社の交差点を北に曲がった先に四男がオープンした「㐂一澤」のショップがある。競争意識がとても強くなんとも不可思議な光景である。

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