一帯一路
ラオス ビエンチャンから、中国・雲南省昆明までを結ぶ初の長距離鉄道「ラオス中国鉄道」が完成し、3日に首都ビエンチャンで開通式が開かれたというニュースを聞いた。
問題は、約6割が中国政府系金融機関からの借り入れという。目立った産業のないラオスでどれほど鉄道への需要があるか未知数で、採算性には疑問だと思いたい。
乗客がいつも満員だとは保証のない事業に中国の国土侵略が見え隠れして脅威である。
過去に「スリランカの港に中国旗 99年間譲渡」という卑劣なニュースを耳にした。
債務の返済に窮したスリランカが借金のカタに海のインフラを奪われた形だ。
テニス選手の安否や、台湾海峡での「威圧的」な軍事、尖閣問題など、大変危険な国の一つとして考えるのは私だけだろうか。
北京五輪が二か月後に行われようとしている。