関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

行列のできるお蕎麦屋さん



 私の住む住宅街には商店街が点在するが、住宅街というのは小売店にとって結構商売がしにくい面がある。関東でいうところの「~~銀座通り商店街」とでも言おうか。書店は三店あったがすべて閉店してしまった。一つのお店は品揃えがひどく、月刊誌、週刊誌の入れ替えがきっちりされておらず、発売されているはずの今月号の月刊誌がなく、買ってみたら先月号なんてことがあった。きっちりやっていても難しいエリアでずさんな管理をやっていて儲かるはずがない。書店が一店も無い街は寂しい。両隣の駅には阪急電鉄系列の書店があるのに我が街には無いのが残念。


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 検査デバイスで「陰性」と出たので
今日は緊急事態宣言が解除されたこともあり、車で数分の国道沿いにある「行列のできるお蕎麦屋」さんに若者と同様一緒に列を作った。



 行列ができるのにはそれなりの理由があるのだろう。



 「かつ丼セット」を注文。食レポの下手な私には「おいしい」としか表現できないのはとても残念である。・・・汗




 二年前、良い喫茶店を見つけ、たまに顔を出していた「ふじひろ」というブックカフェであり、店の奥には書棚があり、かなり多くの本が整然と置かれていた。
 自分の本を読むのも良いし、こちらにある本を読むのも良い。美味しいコーヒーが飲めるとプチ図書館だった。
 ロッキングチェアで読書とコーヒーでゆったり、まったり過ごすことが出来た。



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 しかしながら、コロナの影響で疎遠となっていたが、蕎麦で満腹となり時間のゆとりも相まって帰り道、久しぶりに顔を出したら閉店していた。住宅街で席数も少なく、来客も少ないのは経営的に無理だったのだろう。自分の書斎みたいなお店を作りたかったと脱サラした店主は言っていたが、スマホ時代に本離れが社会問題化?している昨今書斎に憧れを持たない人も多いのだろう。
 無くなってとても残念。店主は近くにアパートを借りて住んでいるらしく、たまに見かけると言うのは他のお店の方から伺った。
 「ふじひろ」の近くにメロンパン専門店があったが、そこも閉店。コロナ以前のような経済を活性するのは新政権の「義務」であり望むところは数多いがあまり期待するほどではなさそうだ。

 誰がなっても「何ら変わり映えがしない」とするのが国民標準の考えではないだろうか。



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 自分の作りたいお店を作って成功させるにはちょっとマーケットが小さい街なので出店は大変である。閉店後しばらく空家になる。ということは不動産屋も結構厳しいらしい。ロケーションはとても良いのに人流が途絶えてしまった街に活性化はとても難しいと感じ取れた。
 この「ふじひろ」であるが私が貸した数冊の本が戻ってこない。私が借りた数冊の本も返しようがない。物々交換したと思っている。

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