関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

神戸は食の宝庫


 神戸は中華街を筆頭に三宮や元町ガード下の路地裏など「ごちゃごちゃ」して一杯飲み屋、スナック、小料理屋など小さなお店が無数にある。特に三宮から元町にかけてのアーケード街は東京新橋のアーケード街の飲み屋横丁を彷彿させるさせるほどの賑わいである。




 どのお店も会社帰りのサラリーマンやOLたちが立ち寄って仕事の疲れを癒す場所として満員の盛況ぶりである。・・・・コロナの自粛からは人通りがかなり減ってはいるが、それでも特に若いOLの姿が目に留まる。昔は若い女性は躊躇して入店に少し勇気がいるとされていたが、時代は変わってむしろ女性客達に割入って入る男性の方が遠慮がちのお店も多い。
 それほどに美味しいお店の割合が結構大きいのである。私が東京に住んでいたころの新橋や有楽町の高架下を思い出してしまうほど。



 コスパが良い。お小遣いが少ないサラリーマンの財布に優しいお店でも結構美味しく、もう少し贅沢をしたい人が行くお店はそれなりに高いがものすごく美味しい。



 大阪・梅田新地の高級クラブや京都の祇園や貴船などの高級料亭は庶民には近寄りがたい雰囲気があるが、ここ元町・三宮ガード下の飲み屋街は、酔っ払いおじさんが財布を気にすることなく徘徊できるほどの飾り気のない街である。
 戦後の闇市がそのまま現在に至ったような雰囲気だ。



 高級料亭が軒を連ねる大阪梅田新地や京都祇園や貴船も神戸も歩いている人達の服装や身分はそう変わるわけでもないが、何故か三宮だけはイメージが「庶民街」と感じた。
 町も綺麗だ。震災の後の復興がもたらした近代的な街並みに「白い大人の街」との印象が強い。



 町の光景は「関西は食道楽」といわれるように店内にしろ店構えにしろ工夫に余念がない。
 しかしながら、美味しい味を求めていくお店がたまに外れて、大外れの「見知らん一つ星」の勲章を与えてもよかろう店も混在する。



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 PS・・・・・総合的に評価して「我が家の味に勝るものはない」と家内の顔色を考慮してお世辞の結論に至った。「笑

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