関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

五里霧中


I don’t want to be alone, I want to be left alone.
 昨日の自分と今日の自分とでは明らかに人格が違う。そして明日の自分もおそらく違うだろう。先が見えない。



 今の心境に二人の自分が存在する。普段気が付かないもう一人の自分は、とてもいい加減で、とてもでたらめで、とても嘘つき。相手のためのこともあるが、自分の利益のためがほとんど。



 自分がブログを辞めても自身の表現が他のプログラムで可能であるとするならばその可能性はこの現実生成している自身に含まれていると錯覚してしまう。



 虚への志向性が自身の方向性となるほうが気が楽のような気がするが、もう一人の自分は、自身を支えてくれる周囲が全く見えないと嘆き悲しむ。



 いままでに「嘘」をついた事は何一つとしてない、と言い訳しながら、恋愛や愛情で結びついている関係では、「相手を傷つけないための優しさ」 とごまかしながら、その嘘も含めて付き合っていくこともあり得る。いや、そうしてきた方が多かったようだ。


 嘘は理想であり願望であり「自分を守るため」と言い訳しながら死ぬまで嘘をつくのか?。
 ・・・・嘆く72歳。

無言の空間


 たたみ半分ほどの四角い箱に閉じ込められた瞬間、目のやり場がない。しかも若いご婦人。目は合うが、かわす言葉もなければその場の空気が異様に感じる。私はなるべく背を向けて小さな箱の隅に立つ。



 瞬時に代わる次元、脳の誤作動、脳の錯覚、「デジャヴ」の世界に遭遇したようだ。



 暗黙の了解とは?コミュニケーションとは?何だろうか。互いの意思を疎通するにはあまりにも急変すぎる。
 前触れがないのである。あらゆる孤独が集中する一瞬ではないか。



ーーーーーーーーー


 エレベーターに乗ると人は皆、無口になる。パーソナルスペースが侵されるのだろうか?




 「いつ、この空間から逃げられるのか・・・口を塞ぎ、目を塞ぎ、耳を塞ぎ。のがれよ自身の孤独の中へ。強壮な風の吹くところへ」



ーーーーーーーーーーー



 数か月前、この箱の中で恐喝事件があった・・・・・「怒」
我が家に・・・避けては通れぬ箱である。