関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

弥生一日

時間はゆっくりと春を準備。

 少しずつ厳寒の夜の目覚める時間が早まってきた。厚手のカーテンの隙間からひらひらと覗き入る陽光、澄み切った春風、乾いた吐息。土の匂い、水の匂い、日溜まりの匂い、緑の匂い。
 じっと目を閉じると、さまざまな光景が浮かぶ息吹の春。



コロナの影響で今日も仕事がなく開店休業状態・・・・汗
 仕事の春はいずこへ・・・・・・!!


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 我ただ一人孤独にならまほしく、鳥の羽ばたきに誘惑されて皐月山に迷ひ込む。こだま、かくて木々のささやき。確かに春風に木々のこするる音。樹々の葉が清風に爽やかなる音立てて鳴る。・・・・時折、野鳥の「チチッ」鳴き声よりすと「目白」ならむや。
 小鳥の鳴声が今更賑はしくけざやかなるほどの壁絨を四方八方に縫ひつつ飛ぶ。そのさへづりは、小渓流の響きや囁きなど山奥の木々の中よりきこゆる「ざわつき」とは違ひ、痛きほどに「生命」を感じき。
 山肌を覆ふ新緑まぶしく心地,大地の力を吸収せる木々の間縫ひて山のにほひと木々の 緑と空の蒼さの対比に「雄大なる自然の力」を改めて感じけり。




 自然の息吹と安らぎを感じるような春の始まりを告げるであろう薄紅色に染まる空を見た人は、私と同じように、春の始まりを感じただろうか。
 

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