一日を区切る
若き精神的に余裕のあった時代は朝起きたとき、その日がリセットされてる感覚であった。睡眠をまたいで一日一日の区切りがハッキリしている感じ。昨日までの自分と今日の自分とでは精神的にも人格がはっきり乖離しているように思えた。
反面、昨日と今日とでは地続きで、同じ時間軸上にあるような錯覚も抱いた時もあった。一時的な休息として感じられるのである。
すべてが「若さ」の領域内であり、毎日毎日が「活計歓楽」で無計画な反面、「品行方正」とされる突き詰めると完璧主義であったり、主観的なハードルの高さを高めに設定し、それらを超えた時の超越的な満足感に浸った時があった。
要するに、昨日と今日の区切りは朝目覚めた時、はっきりと時間的に分断されていたことは確か。
開放的な真夏日から秋へ、そして徐々に厳冬に向けての心の委縮に焦燥が生じる。これも歳のせいなんですよ!。