関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

メロンシロップのかき氷

 6月30日、二回目のコロナ接種が終わった。副反応はカンカン照りの真夏日だ。頭が「くらくら」する。
 梅雨の晴れ間に「氷」の暖簾が夏風にはためく。吸い寄せられるように店の中。汗!


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 シャッ、シャッ、シャッ。歯切れの良い音を立てながら、冷たくふわふわした「綿菓子」が透き通る器を山にする。・・・・別名「Frappé」。フランス語である。🍈シロップが好き。



 一口含めば突き抜ける碧空、果てしない大海原。水平線がどこまでも続く。・・・・・・・・眉間がツンツンとして痛い。

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駄菓子屋さんのかき氷
 額の汗を気にしながら、遠くに昭和のアナログ遺産。
世の中は、デジタル化、スピード化が急速に進み、暮らしはますます便利で快適になった。しかし、どこかで大切な何かを失ってしまったような錯覚を覚えてならない。



 義理人情に支えられた昭和という時代。どこか不器用でアナログな「昭和」は現在のような合理性一辺倒ではない、何か物足りないが暮らしの豊かさがあった。確かに。


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 路傍の街路樹はよどみ萎え、力が抜けて自由がきかないほどむし暑い。
 ・・・・・・しかし、あと一時間もすれば、灼熱の太陽も六甲の山並みに姿を隠すだろう。黄昏の六甲山麓は、梅雨の終わりを告げるようで、夕闇が次第に迫ってくる哀愁じみて、とても切なく感じた。


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 やがて・・・ゆっくりと、しかし確実に太陽は肌を刺し時間が止まってしまいそうな「厳暑」が来る。今年は冷たい第三のビールで乗り越えよう。汗。汗。

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