関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

受験シーズンになった


 孫「高3女子」が大学受験勉強に必至である。推薦で一つは決まっているようだが、第一志望校を目標に、年末年始の正月休みも返上で頑張っている姿を見ると応援したくなるのは、自身がそういう苦い経験をしてふるいに落とされ、滑り止めにやっとしがみついた経験から「一発勝負」の賭けをさせたくないからだ。偏差値73~75をキープして勝負に臨んでほしいものだ。



 私の年代と比較すると現在は少子高齢化で生徒集めに必死となり、グローバル化に適応しようとしているが、日本の大学で現在行われている教育そのものが、根本的に欧米の学問体系からかけ離れた体系を持っているようで、このままの路線をたどれば、リベラルアーツ教育などは到底無理と思いたい。

 17~18歳で生涯の人生を決めつける「文系」か「理系」かを問うことすらおかしいと思うのである。それを決めるのは入学してからある程度の基礎を学びそれから初めて専攻「メジャー」を決めるべきと思うのである。



 大学を卒業して社会人になるとき、日本では最終的に出身学部はあまり問われない。社会に出てから、人生の優劣が常に着いて回るのは、どこの大学を出たかという「大学名」である。

 偏差値の高い大学を卒業して優良企業のかじ取りをする者を「エリート族」と絶賛され、それ以外を私のような凡人・ぼんくらと分類される二極化に改革の余地はないものだろうか?

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